BOOKカバーチャレンジ 1日目

先日、お友だちからSNSで本を紹介する素敵なバトンが回ってきました。
その名も「BOOKカバーチャレンジ」
せっかくのご縁なので、このチャレンジを通して私の人生を振り返ってみたいと思います。
まずは、幼児の思い出の1冊から。

「からすのパンやさん」
作:かこさとし
出版社:偕成社
定価:1,000円(税別)
ISBN:9784032060706

いずみがもりに、からすのパンやさんがありました。
4わの子どもたちがたべていた「おやつパン」を、
からすの子どもたちが、みんなほしがったので、
おとうさんたちは、おもしろくてすてきなパンを、どっさり焼きました。
おかげでお店の前は大騒動。
(本作のあらすじより)

いまでは本屋に就職したほど本が好きですが、子どもの頃はたくさん絵本にふれて育ったわけではありません。
記憶に残っている絵本は3冊です。
「はらぺこあおむし」と「ことばのべんきょう」、そして本作「からすのパンやさん」です。
だからママたちへ、子どもの頃からたくさんの絵本を読ませようとしなくても大丈夫です。
その子の好きな絵本を見つければ、その子は本が好きな子になります。
いっけん絵本が嫌いな子でも、実はまだ好きな絵本が見つかっていないだけです。
だって、本屋さんに来るお客さんは老若男女ですから(^^)
誰にでも気に入る絵本は必ずあります。

ちょっと脱線したので戻します。
この「からすのパンやさん」は、母がよく読み聞かせてくれました。
見開きいっぱいに広がる、たくさんのパンにワクワクしたのを覚えています。
いつもこのページで止まっては、「このパンが食べたい♪」「私はこれが好き!」なんて家族みんなで言い合ってました。
その他のことは、正直覚えていません(笑)

今回のブックカバーチャレンジで、読み返してみました。
はじめの、夕焼けを背景に飛ぶからすのページから、もう懐かしさが込み上げてきます。
大人になって変わったのは、4羽の子育てに奮闘する親からすに共感したことです。
4羽の子どもが泣きだす度に仕事の手を止めて飛んでいくので、かまどのパンは丸こげ、お店は掃除が行き届かず貧乏状態に・・・。
ほんと、子育てって大変。それが4羽も。現代の共働き世帯のようで尊敬します。

そして物語は子どもたちをキッカケに好転して、たくさんのパンが焼きあがる名シーンに!
大人になっても「おいしそう!」という気持ちは変わらずです。
丸っこくて可愛くて、こんがりときつね色で美味しそう。
かにパン、かばパン、たこパン・・・。
いまの私の胃袋ならけっこう食べられますね。

ほっこりした素敵な時間が過ごせました。
バトンをくれたあっちゃん、ありがとうございます(^^)
次回は、小学生編です。

「からすのパンやさん」
作:かこさとし
出版社:偕成社
定価:1,000円(税別)
ISBN:9784032060706

「からすのパンやさん」が生まれてから40周年を記念した、続編「『からすのパンやさん』つづきのおはなし」シリーズもあります。
あの4羽の子どもたちが、大きくなってそれぞれのお店を開く4つの物語です。

からすのパンやさん&おかしやさん 限定トートバッグギフトセットもあります。

他のブックカバーチャレンジはこちら

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です